FSC®森林認証について
FSC®森林認証とは?
私たちは森林の様々な恵みを利用して日々暮らしています。
森林は紙や木製品の原材料となる木材、豊かな水や食材等を供給しています。また、野生生物の生息の場、二酸化炭素の吸収と酸素の供給、土砂災害の防止という役割も担っています。
このように、私たち人間が地球上で暮らしていくために欠かすことの出来ない森林は、残念ながら今も破壊され続けており、3.5秒毎にサッカー場1面分の天然林が失われています。
このような森林問題の背景から、森林の未来を守るため、適切に管理された森林からの木材を区別して購入できる認証制度の必要性が求められ、FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)という国際組織が設立されました。
FSC®森林認証とは、適切に管理された認証林やその他責任をもって調達された原材料で作られた製品に認証ラベルを付けて消費者に届ける仕組みです。
FSC®森林認証の仕組みについて
森林認証制度は、FM認証(森林管理)とCoC認証(加工・流通過程の管理)の2つの認証から構成されております。
FSC®認証製品が消費者の手に届くまでには、原則、森林から最終製品になるまでの生産、加工、流通に関わるすべての組織が認証を取得する必要があり、すべての組織が認証を受けることにより、FSC®認証マークを表示することができます。
FSC®認証マークについて
FSC®認証マークは、森林を守りながら適切に生産された製品を消費者に届けるためのマークです。
FSC®マークが付いた製品を選ぶ事により、森林保全につながります。