こんにちは!ボラネットEC担当です。
展示会やキャンペーン、ノベルティなど、さまざまな場面で人気の高い定番の「A4クリアファイル」。
一見とてもシンプルなアイテムですが、実際に作ってみると
「あれ、なんだか思っていた仕上がりと違う......」
「画面で見ていたイメージ通りにいかなかった......」
というお声をいただくことが、実は意外とあるんです。
(弊社でもご入稿時にデータチェックを行っておりますが、制作者様の実際の意図まではどうしても気付けないことがございます......)
そこで今回は、デザイン作成時にあらかじめ押さえておくと安心な「失敗を防ぐポイント」を分かりやすく整理しました!
これを知っておくだけで仕上がりの満足度がグッと上がりますので、ぜひ制作の参考にしてみてくださいね!
・サイズと規格の注意点
・白版(しろはん)の扱いで印象がガラリと変わる!
・一番下の「溶着部分」に気をつける理由
・まとめ:発注前にチェックしたいポイント
サイズと規格の注意点
A4クリアファイルは、当然ですが「A4用紙が入る大きさ」で作られています。
さらに、書類をスッポリ収めるためや底面を固める構造上、クリアファイル自体の実寸サイズは「A4用紙よりも一回り大きく」作られています。
当たり前のように聞こえますが、実はここが意外な落とし穴!
たとえば「A4用紙のサイズ感を基準にデザインの配置を決めていたら、実際のファイルに印刷されたら思ったより大きく感じてしまった......!」なんてことが起こるケースがあります。
もうひとつ注意したいのが、表面の右上にある半円形状のカット=「指ぬき」の存在です。
「指ぬき」とは、挟んだ書類をスムーズに取り出すための欠かせないパーツ。
印刷時に大事な文字やロゴ、顔のイラストなどがこのカット位置と被って切れてしまわないよう、注意が必要です!

表側上部にある半円型のカット=「指ぬき」
また、右下にある小さな三角カットは、ファイルを繰り返し開閉したときに裂けてしまわないよう、力を逃がして強度を保つための大切な構造です。

溶着部分の右下にある小さなカット=「三角カット」
これらの切り欠き部分は、弊社の入稿用テンプレートにもしっかりガイド線を表記しています。
デザインデータを作成される際は、切れてはいけない重要な要素が被っていないか、しっかりチェックしておきましょう!
白版(しろはん)の扱いで印象がガラリと変わる!
印刷で使われるカラーインクは、実は「透明感のあるインク」です。
そのため、クリアファイルのような透明素材にそのままフルカラーを印刷すると、向こう側がスケスケに透けた状態になります。
そこで絶対に欠かせないのが「白版(下地の白インク)」です!
白版とは、カラー印刷の下にあらかじめ白いインクを敷いておくことで、裏透けを防ぎ、デザインの発色をしっかり際立たせるためのデータのことを指します。
あえて白版を敷かずにステンドグラスのような「透け感」を楽しむデザインも素敵ですし、白版の濃度(不透明度)を調整して「ほのかに透ける上品な質感」をつくることも可能です。
「一部分だけ白版を抜いて、挟んだ書類が透けて見える」なんておしゃれな見せ方もできますよ!
「白版を使って透け感をコントロールする」ことを意識してみるだけで、デザインの表現が一気に広がります♪
一番下の「溶着部分」に気をつける理由
クリアファイルの一番下の端(底面)は、シート同士を熱でくっつけた「溶着(ようちゃく)部分」になっています。

注意しておくべき底面の「溶着部分」
この溶着部分は、袋状のクリアファイルに仕上げるためにどうしても不可欠なパーツです。
この部分にも色やデザインを乗せること自体は可能なのですが、ギザギザとデコボコした形状になっているため、小さな文字や細かい模様を配置すると圧着されて読めなくなったり潰れてしまったりすることがあります。
そのため、会社名・団体名、コピーライト表記、重要なメッセージなどの消えて困る要素は、溶着位置から5mm以上離した「安全域」に配置するのが鉄則です!
(※こちらの溶着位置についても、弊社の入稿テンプレートにわかりやすくガイドを入れています)
まとめ:発注前にチェックしたいポイント
クオリティの高いオリジナルクリアファイルを作るために、データ完成後は以下の3つのポイントを最終確認してみてくださいね!
1. 実寸サイズと指ぬき・三角カットの位置に重要な文字が重なっていないか?
2. 底の溶着部分から5mm以上の安全域を確保できているか?
3. 白版の入れ方を工夫して、狙い通りの透け感(または不透過)になっているか?
ほんの少しの点検と注意で、出来上がりのクオリティと満足度が劇的にアップします!
データを入稿される前には、ぜひテンプレートのガイド線と合わせて最終確認を行ってみてくださいね♪
